このメッセージ中のデータの種類を指定する。 一般的な書式は次の通り。
Content-Type: type/subtype; parameter
typeは大分類となるデータの種類を指定する。subtypeにはより詳細な形式を指定する。parameterは追加の情報を指定するもので、複数指定できる。電子メールメッセージにおいて使われる例を以下に示す。
text/plain; charset=iso-2022-jp; format=flowed; delsp=yes
(プレーンテキスト、ISO-2022-JP、RFC 3676 で規定されるflowedおよびdelspの文字列折り返し処理を適用)text/html; charset=UTF-8
(HTMLテキスト、UTF-8)multipart/alternative
(HTMLメールにおいて、HTMLによるメッセージと同等のプレーンテキストによるメッセージを用意する場合のように、同じ情報を異なる形式で表したマルチパート)
type毎に未知のsubtypeの扱いが規定されており、受信側は自分の扱えないsubtypeであっても最低限の取り扱いが可能となる。text
の場合は text/plain
、application/octet-stream
、multipart
の場合は multipart/mixed
である。application
、image
、audio
、video
などは、未知のsubtypeについてapplication/octet-stream
として扱うよう規定している。
